1D X Mark IIIのHigh-res AFは従来のラインセンサーではなく、正方画素のCMOSセンサーで縦方向の測距も行っているようです。 縦方向の検出速度を高めるための方法などあるのでしょうか? また、測距点毎の縦・横・斜めなどの検出方向はセパレータレンズによって決まる、という認識で合ってますか? 素人考えですが、正方画素センサーによって斜め線(画素ピッチが√2倍になりますが)などの柔軟な位相差検出が行えるならば、 デュアルクロス測距点をもっと増やせそうな気がするのですが、そうした場合、デメリットもあるということなんでしょうか?
技術的な話が好きなので毎回楽しみにして観ております。
LUMIXユーザーですがコントラストAFでも爆速の理由、「DFD」について詳しく知りたいと思っていますので動画が早くアップされることを楽しみにしています。
いつも去りがとうございます。
DFDですね。ちょっと気合い入れないと。笑
像面位相差の図は自分には少し難しい内容でしたが、とても興味深くみさせていただきました。各社のAFの仕方や特徴など、もっと深いところまでお聴きでてたらと思いました。
ピント合わせの仕組みが何となくですが分かりました。
少しでもメカニズムが分かると楽しくなります。
難しい内容でしたが、像面位相差のデメリットに関して知識を得られたことは大きかったです。
今の今まで、全く知らずに使っていました。恥ずかしい限りです。
ありがとうございます。
他社のまねをしないで各社が自社の技術を進化させているのが分かりました。
使用者は技術者の努力をあまねく享受できるのでありがたい国です。
奥が深い技術ですね。
各社切磋琢磨していますね。
SONYのα7シリーズ手放しました。AF-Sだとコントラスト式のようにAFが遅い。
AF-Cだと位相差方式で早いのですが、SONYは実絞りでAFを行うので、絞りによって光量が減って
室内とかだとピント精度が落ちます。実絞りの良さもあるんですけどね。
その点CANONのR5は開放測距でキビキビ動きます。球面収差によるフォーカスシフトのあるレンズだと手の打ちようがないですけど。
カメラの前の遮光版、すごくわかりやすい。ありがとうございます。
よかった!
@@camera_club_TV
これ、絵なんてイメージわからないけどブタ・・もう最高自慢できますよ、他の方に紹介したい。
LUMIXがコントラストAFにこだわってる理由がわかった。確かにピントの精度は他と比べても高い気がしますね。これからもよろしくお願いします!
オリンパスのOM-Dを使いたい!。
当時は中位モデルのE-M5を買うつもりでいたが
けれど、像面位相差検出の画素補完が嫌で
下位モデルのE-M10を選んで買いましたね。
NikonのF-1は位相差方式で、ファインダー画像の上半分と下半分に異なる光路を通して受光した映像にしていましたね。とどのつまり、撮影対象がグラデーションの少ない、輝度あるいは色相が大きく異なる面で構成されている場合は位相差方式のほうが人間にとっては焦点を合わせやすいのかなと思います。ですが、計算機に差分を計算させるのであれば、どっちの方式でも同じようなものだと私には思えます(むしろ、画面中のどの部分に焦点を合わせるかを、自動的に選択させることのほうが難しいような気がします)。
シグマのフォビオンセンサーのAFの仕組みを説明して欲しいですので、お願いいたします。
リクエスト応えていただきありがとうございます!
独学で位相差AFの仕組みは調べたことあったんですが、今までで一番わかりやすかったです。
コントラストAFでも横線の検出には弱いというのは初めて知りました。
ここら辺もイメージセンサーがグローバルシャッターになると解決したりするんでしょうか。
DFDの解説も楽しみにしてます!
わかりやすかったと言っていただきうれしいです。
グローバルシャッタになると原理的には縦横関係なくなりますが、エンジンが対応しないといけないので、小手先でできるか一から作り直しか、ハードルの見極めが必要ですね。
カメラ部TV たしかに、エンジン側の対応が必要ですよね!
これからはイメージセンサー以上にエンジンの性能が重視されていくような気がしています。
カメラの仕組み知ると写真が更に楽しくなりました、「新着まだかーまだかー」って、楽しみにしてます。
今、下記の技術に興味があります
位相差AFとデュアルピクセルAFの違い
あと、まだ開発段階(?)で噂程度しか分からない事で、オリンパスのクロス位相差AFとSONYのクワッドベイヤーAFとCanonのクワッドピクセルAFの違いはなんでしょうか。
いつもありがとうございます!
位相差の進化もまだありそうですね。情報が揃いましたら、また解説いたします。
見出しにある「どっちがいいの?」の回答がないように思うのですが。
どっちがいいんでしょうか?
お勧めに出てきて拝見したのですが、ものすごく勉強になりました。全部拝見させていただきます。
素人質問で恐縮ですが、像面位相差は「横が苦手」と仰っていました。
これはローリングシャッターからダイナミックへ変更された際に解消できる可能性があるのでしょうか?
とんちんかんな質問でしたらお詫びいたします。
これは位相差の画素の配置の問題なのでローリングシャッタは関係ないです。次のOMDは4分割なので横もいけそうですね。
いつも大変面白くタメになる情報をありがとうございます。位相差で欠損している画素が悪影響して画質が劣化していると感じたことがないのですが、具体的に画像にどのような影響があるのか分かりやすく解説していただくことはできますでしょうか?
今では画素補間はどのメーカさんも完璧にできています。
ニコン1が最初に像面位相差を出したときは、まだ完全ではなく、はっきりとわかりました。
明らかに画像のつながりが悪く違和感のある画素がありましたね。
@@camera_club_TV さん 回答ありがとうございました。 勉強になりました。 今は完璧、だからPanaもそちらに舵を切ったんですね。(それだけが理由ではないでしょうけど)
夜明け直前の山の稜線(ほぼ水平)でAFが合わず、クソカメラって思っていたのですが、そういうことだったのですね。動画ありがとうございます。
ソニーのミラーレス機がパナソニックのミラーレス機よりも低輝度合焦限界 が悪い(暗所性能が悪い)理由がよくわかりました。EV-3 位あれば街中のイルミネーション撮影であれば実用になりますが、EV0ですと、歩留まりかなり悪いです。
位相差は昔のフィルム一眼レフの中央部の画像合わせと同じ原理ですね。コントラストAFは手動で合わせる要領を自動化したもの。それを技術的に落としこむと、こうなるのですね。個人的には今のコントラスト方式でも充分な出来にも見えますね。SONYの速さは確かに凄いですが。
AFの必要性は自撮りでもなければ、手動でもかまわない面も在ります。その手動時よりも上手く機能する範囲はAFで、そうでない場合は手動でピント合わせが出来れば良いのかと思います。例えば先日野球場の内野席の後方より内野にピントを合わせようとしたら全面のネットにピントが合い、グランドはピンぼけ状態でした。今手持ちのカメラはMFも在りますが、メニューからの切替えの上でボタンで調節となり、撮りたいものが撮れなくなる。今のデジカメのAFは条件さえ良ければ既にMFより速く秀逸かと思います。
確かにここぞのスナップ写真や動画なら神業レベルのAFが欲しくなるものでしょうが、既に人技は超えています。フィルムカメラでだいたいの距離に合わせてシャッターしていた時が懐かしいです。まぁ、慌ててやるんでピンぼけか手振れに泣かされていましたけど(笑)。
位相差AFについてですが、ミノルタ・ハネウェル特許訴訟とはなんだったのか、ご存知であれば解説願えればと思います。あまり需要はなさそうですが・・。
今となっては伝説ですね。
良く知ってますが、特許ネタでもやりましょうか。
@@camera_club_TV 歴史の証人なんですね。是非お願いします。私も畑違いの技術者でしたが、ミノルタがハネウェルに負けた事件は社内でも話題となり、特許戦略を見直す結果になりました。
1D X Mark IIIのHigh-res AFは従来のラインセンサーではなく、正方画素のCMOSセンサーで縦方向の測距も行っているようです。
縦方向の検出速度を高めるための方法などあるのでしょうか?
また、測距点毎の縦・横・斜めなどの検出方向はセパレータレンズによって決まる、という認識で合ってますか?
素人考えですが、正方画素センサーによって斜め線(画素ピッチが√2倍になりますが)などの柔軟な位相差検出が行えるならば、
デュアルクロス測距点をもっと増やせそうな気がするのですが、そうした場合、デメリットもあるということなんでしょうか?
コメントありがとうございます。
今となってはラインセンサーよりCMOSセンサーを利用するのは自然な流れと思います。測距方向はセパレータレンズの配置で決まりますね。開発者記事にもセパレータレンズはあると明言しています。読める配列が取説に書いてありました。
CMOSなので読み出し方向が一般的な横方向であれば、縦線のAFが最も速くなるでしょう。が、小さなセンサーなのでクロスでもそれほど遅くは無いかな。結局、デメリット云々より必要十分な配置と測距点数を研究し導き出していると思います。
なんと言ってもオリンピックモデルですからね。
コントラストAFのカメラでの動画撮影時に、コントラストを検出するのは、RAWデータからなのでしょうか?それとも例えば各種ガンマ変換した後の絵からなのでしょうか?
といいますのも、PanasonicさんのGHやSシリーズで、動画をAFで撮影する際のAF性能が、
①フレームレートに左右される(これはコントラストAFの原理上納得できます)
②スタンダードガンマの絵よりも、V-Logの方がAF性能が落ちる気がする。
②は気のせいなのでしょうか?実際にそうなのでしょうか?
もし実際にそうなのだとしたら、ガンマ変換した後の絵からコントラストを検出するため、コントラストの浅いV-LogではAF性能がやや落ちる?と妄想しています。
信号処理上、ガンマかける前のはずです。私はV-Logでもあまり遅いと感じていないのですが、どうでしょうか。
早々にご回答、有難う御座います。なるほど、ガンマかける前なのですね。
近々予定されているPanasonicさんのSシリーズのファームアップ項目で、V-LogでのAF性能向上との項目がありまして。「確かにV-LogだとAFが遅かった気がするな」とプラセボ効果がかかって、妄想に発展したのだと思います。
有難う御座いました!
ふと 思うのは昔のMF一眼レフカメラでのピント合わせ。
私もだったが初心者は中央部のプリズム部(マイクロプリズム・スプリットプリズム)で合わせたい。
あれは位相差方式だと思う。
だが それなりの経験を積むとマット面でのピント合わせを好む様に成る。
ピント合わせと構図が一度にできるからだ。
マット面のピント合わせはコントラスト方式に近いと思うが、細かい所で位相差的な感覚もあったと思う。
小さな三角錐マット面を使ったのはアキュートマットと言っただろうか?‥‥。
ピント合わせはしやすいのだが、ボケ量が分からない。(大きくボケる。マイクロプリズムがマット面の6倍だったかと思う。アキュートマット面は2~3倍位だったかも知れない)
あれは位相差ズレを大きく見せていたのだろうか?‥‥。
どのみちピントが合った所が一番コントラストは高かった。(笑)
ニコンD750のユーザーです。最近はミラーレスが熱いので、移行するかどうか迷ってます。像面位相差を採用するミラーレスと位相差のレフ機とではどちらの方がAFが早くて正確なんでしょうか?
デュアルピクセルや普通の像面位相差+コントラストの方がピント精度は確実に良いです。速度は機種依存ですね。
@@camera_club_TV 返信ありがとうございます。ということは、キヤノン又はソニーに軍配がありますね。
コントラストAFはイルミネーションなどの光源を撮るとピンボケになるのは何故でしょうか? 一度痛い目にあってから、路面や背景の建物にピントを合わせるようにしていますが・・。
暗闇の点光源のボケ像を思い浮かべて下さい。
像のエッジはボケが小さくなればなるほど、コントラストが大きく変化しないのが想像できると思います。通常の被写体だとわずかなコントラス値の変化を認識しなければいけないのに、大して変わらないのです。
LUMIXさんでは星空AFとして、点光源に特化した対応をしていますね。
@@camera_club_TV なるほどありがとうございます。
初めてコメントさせていただきます。趣味で写真や動画を撮っていますが、オートフォーカスレンズのフォーカスブリージングについて、光学的なことや原理など、レンズ選びを含めてお教えいただけると嬉しいです。もし採用されたら幸いですm(__)m
コメントありがとうございます。
ブリージングですね、承知いたしました。
これからもいつでもコメントください。
象面位相差を使った場合、画素補完が必要になるという事ですが、画像データとしてみたとき、画像補完をやった後の数値がセンサーの読み値となるのでしょうか?つまり補完された数値がRAW出力となるのでしょうか?
そうせざるを得ないでしょうねぇ。
3年も経ってからの質問ですみません。教えてください。
ペンタックスK-1Mk2にタムロンの旧い24-135mm(F3.5-5.6)レンズをメインに使っています。セミマクロ機能もありとても便利なレンズです。これが位相差AFではしっかり合うのですが、コントラストAFではうまく合いません。撮影時に背面液晶モニターで動作を見ている分にはAFが働いて画像もクリアでバッチリ合焦音も出るのにSDカードに写り込まれている画像は位相差AF時よりはるかに甘く薄らボケなのです。普通に考えればこれで合っていないのは理屈に合わないと思うのですが何故でしょうか。
ペンタックスのこれも旧い24-90mm(F3.5-4.5)レンズでは合いますし、タムロンの28-75mm(F2.8)でも合うのでメーカーの違いとも思えません。測定は一番望遠側で絞り開放にして時刻表の細かい文字などを撮っています。
あくまでも技術的な可能性だけを書きますね。
位相差AFではデフォーカス量を検出して、「あそこまで行け!」とフォーカスレンズを
一方向だけに動かします。
ところがコントラストAFでは、「ピントは、ここだから戻ってこい!」という風に
行って戻ります。このときバックラッシの設定がきちっとできていなかったりすると
戻りきらないという可能性があります。
仕様的にどうしようもないか、調整をやってくれるかわかりませんが、一度サービスセンターに
問い合わせてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございます。メーカーに問い合わせてみます。
大変参考になりました。理解が違っていたら申し訳ございませんが、位相差AF、コントラストAFそれぞれにレンズが与える影響はあると思いますが、レンズの何が影響しているのでしょうか。ソニーのILCE-7M3を使用しておりますが、設定の影響もあると思いますが、レンズによってはWobbringが起きる場合があります、原因がわからず不思議に思っております。可能でしたら教えてください。
動画のwobと静止画のAFCはちょっと違うのでどちらでしょうか?
@@camera_club_TV
返信有難うございます。
返信がいただけ驚いています。
対象は動画になります。
宜しくお願い致します。
4kになって、ウォブリング量を少なくしていっています。
同時にブリ―ジング量も少なくなる設計にしていますね。
ですから、駆動制御精度や光学設計的に定性的ではありますが、古いレンズ程発生しやすいと思います。最近では、カタログ上に良くなったものは明記して行ってると思うので参考にして下さい。
また、ファームアップで改善の可能性もあるので、お確かめ下さい。
気が向きましたら、光学ローパスフィルターについての解説を希望します。
一眼レフの最高級機種で、ニオブ酸リチウムが使われていた理由なども合わせてご説明いただけるとありがたいです。
承知しました。
意外と機能等が理解されていないように感じています。
説明するようにします。
位相差のクロスセンサーに勝てる像面位相差を作れてないから1dx、d6なんだと推察
ミラーレス万能論が喧伝される昨今だけどクロスセンサーが必要な一部の人々はレフ機推し
理屈なんて知らなくても実感で理解してる
位相差AFってのはつまりレンジファインダーのピント合わせと原理は同じってことでしょうか?
うーん、微妙。
ほんとに大枠で言うとアクティブかパッシブかの違いですね。
別件ですがメーカーのサービスセンターでピントの確認と調整を依頼していました
個人でもやれるのでしょうか
調整モードが無いカメラでの個人調整はできないです。
サービスセンターでお願いします。
疑問に思っていることがあります。Nikonのレフ機を使っております。ほぼ100%純正レンズなのですが、SIGMAのArtレンズを試したく購入しました。盛大に前ピンになっており、結局、UD-01も買ってピント調整を行いました。そもそも、レフ機なのに、なぜピントズレが起きるのでしょう。カメラが実際の位相差を見てピントを計って止めているのではないのでしょうか?レンズと情報交換している何らかの仕組みと思うのですが、分かりません。もしよろしければカメラとレンズの情報交換の動画をお願いします。
レフ機だからズレる可能性を解説したつもりだったのですが、そのレンズはおそらく調整のミスがあったのでしょう。